私の大好きな漫画、ホットロード。
はじめてホットロードを読んだのは、私が中学生の頃でした。
読んだきっかけは、たしか流行っていたからだったと思います。私はホットロードを読み始めてすぐに主人公に感情移入してしまいました。何もかもが自分と重なって見えたからです。
主人公の和希の家庭は母子家庭で、母親には恋人がいました。和希は寂しさから徐々に非行へ走っていきます。そこで出会う春山という男の子と恋に落ち、いろんな感情を経験していくのですが...。
和希が非行に走り出した頃の、思春期ならではの気持ちやドキドキ感にすごく共感を持ちました。
髪を脱色し、暴走族の仲間ができ、学校も行かなくなり。
和希と母親との関係は悪化していく一方でしたが、それでも和希は寂しくて、もがいていました。私も同じでした。
私はホットロードを読んで、何度も泣きました。
自分の母親に読ませたこともあります。私は寂しいんだと分かってほしくて。
大人になってからも何度か読みました。
今でも読むとキュンとします。あの頃の危なっかしい自分を思い出して切なくなります。
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